8月4日(土)に2年生は日光・中禅寺湖に行き、「扇の的大会」に参加してきました。
当日は天候にも恵まれ、気温も佐野より少し涼しく感じました。
ちなみに扇の的大会とは…
文治元年(1185年)下野の住人那須余一宗隆は屋島の合戦で、平家の小舟に立てた日の丸の扇を打ち落さんと目を閉じ、「南無八幡大菩薩別けても日光二荒山大神願わくば其の扇を射させ給え、是れを射損ずるものなれば弓を切折り自害して人に再び面を向ふべからず、今一度本國へ帰えさんと思召さば此の矢はずさせ給うな」と心中深く祈念して、眼を見開き鏑矢を取り満月に引いてひょうと放ち、扇の要一寸ばかりおいてひいふうとばかりに射切った。
この古事にならい、毎年日光二荒山神社で8月4日に開催されており、毎年全国から多くの人が集まる非常に規模の大きな大会になります。
普段の大会とは違い、的は中禅寺湖に浮かぶ船の上に設置された扇で、的中させるのは非常に難しいとされています。

実際の様子

控えに入る生徒たち。そろそろ出番です。
今回の大会ではなんと12名中5名も的中者がでました!
毎年的中者は1名出るかどうかという感じなので、5名には驚きました。
普段とはちがった雰囲気の大会に参加し、生徒たちも良い刺激を受けたと思います。
みなさんお疲れ様でした。
また、会場まで来て下さった保護者の方々、応援、写真撮影等ありがとうございました!

最後の集合写真。扇を持っている生徒が的中者です。おめでとう!