私たちJRC部は10年以上に渡って、タイの山岳地帯の開発が遅れている地域の小・中学校に、卒業する3年生が寄付してくれた佐日ジャージを送る支援活動をしています。
今年度からは、アフリカのエチオピアへの支援も始めました!
アフリカへの支援活動は、10年以上前からJRC部の念願でした。
現在、エチオピアの首都アディス・アベバには、本校の卒業生がJICA関連の仕事で移住しています。その卒業生の協力で、長年の夢を実現できることになりました。
今回は、エチオピアのオロミア州にあるギンビチュ小学校に届けられます。
12月、JRC部からジャージ寄付のお願いをしたところ、最後の体育の授業が終わった後に、3年生が使わなくなるジャージをたくさん寄付してくれました。
まず、そのジャージを部員全員が協力して洗濯し、荷造りが始まりました。

エチオピアでは、ここまで質のいいジャージはほとんど流通していないそうで、佐日ジャージより質の悪いものが高価で出回っているそうです。
他にも、全校に文房具の寄付をお願いしたところ、未使用の鉛筆・ボールペン・ノートもたくさん集まりました。
また、ギンビチュ小学校には三角定規やコンパスなどの定規セットも無いに等しい状態だという事で、文化祭のフリーマーケットでの売り上げから購入し、送る事にしました。
他にも、スケッチブック、クレヨンなど小学校の授業で使うものを送ります。

また、エチオピアでの国民的スポーツはサッカー。
ところが、小学校などではボールすらなく、布を丸めたものをボール代わりに使うそうです。
そこで、サッカー部や体育の授業に使われていた中古のボールと空気入れも用意しました。

箱詰めの様子。

送る荷物と一緒に記念写真。(注:他にも部員はいっぱいいます!新入部員大歓迎!)
今回のプロジェクトは、佐日みんなの協力と、国際ソロプチミスト佐野からのSクラブとしての支援によって実現できました。
皆さん、ご協力ありがとうございます。
今後もこのような活動を続けていきます。またその時は、ご協力お願いします。