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佐野日本大学高等学校
 
HUNFALVY JÁNOS SZGとの交流
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2020/03/19

フンファルビ高校訪問報告会

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令和元年12月11日(水)~12月19日(木)の9日間に渡り、記念すべき第1回のハンガリー研修が行われ、本日はその報告会が実施されました。佐野日本大学高等学校と佐野日本大学中等教育学校、佐野日本大学短期大学から8名の生徒がブタペストにある姉妹校であるフンファルビ高校を訪問し、現地のホストファミリーと過ごしたのち、ウィーンでヨーロッパ文化に触れつつ、貴重な研修となりました。




 
 
 研修に参加した生徒は各自のテーマを元に発表を行いました。日本語を学ぶフンファルビ高校の生徒が非常に勉強熱心であることや、リボン式(ハンガリー式の高校の卒業式のダンスパーティー)に参加した思い出、ヨーロッパ建築や芸術の素晴らしさ、また、ホストファミリーと過ごした思い出や食事等、様々な貴重な体験について発表しました。短い期間ではありましたが、この研修はヨーロッパ文化に触れる機会が豊富であったことに加え、現地の大学に通う日本人の学生やJETROのハンガリー事務所の方から現実的なお話を伺う機会もあり、盛りだくさんの内容でした。今回、研修を通じてハンガリーの人々と積極的に関わり、生徒たちはハンガリー語もいくつか覚えて帰ってきたとのことです。堂々と生き生きと発表している姿に、一人ひとりが貴重な体験を通じて視野が広がり大きく成長したことを感じさせる良い報告会となりました。
12:11 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)
2020/03/19

ハンガリー・フンファルビ高校訪問報告

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本日(1/14)、ハンガリー・フンファルビ高校訪問プログラムに参加した高校生徒5名が
渡邊校長先生に研修の成果を報告しました。

このプログラムでは、12月11日~19日の9日間行われ、ハンガリー・ブダペストにある姉妹校フンファルビ高校を訪問し、ホームステイ、市内研修、また、オーストリア・ウィーンでの文化研修を行いました。

生徒たちは、「この研修を通して言語を学ぶことに改めて興味を持ちました。ハンガリーの高校生は同じ英語学習者なのに私よりも上手に英語を操るし、さらに日本語の勉強もしている。私も英語だけでなくハンガリー語も勉強したいと思いました。」
「海外に友達を作るという貴重な経験ができました。日本に彼らが来た時は、自分たちがしてもらったように彼らをおもてなししたいと思います。」
「JETROが一番印象に残っています。所長の奥村さんは経済のこと、ヨーロッパのこと、また、今後の進路・キャリア形成についてもお話しをしてくださったので、大きな刺激を受けました。」とそれぞれが研修の報告をしました。

3月4日からは佐日生を受け入れてくれたフンファルビ高校の生徒たちが本校を訪問し、ホームステイをします。



最後にみんなで選んだお土産を渡しました。
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2020/03/19

フンファルビ高校訪問⑧

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【国際交流】ハンガリーフンファルビ高校訪問⑧

    12月18日(水)ハンガリーの研修を全て終え、これから帰途に着きます。
多くのことを学び、充実した研修でした。

ウィーンのホテルを出発して空港へ
12:08 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)
2020/03/19

フンファルビ高校訪問⑦

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【国際交流】ハンガリーフンファルビ高校訪問⑦
    ウィーンに移動した12月17日(火)は、シェーンブルン宮殿、美術史美術館を見学しました。
   まず、地下鉄、トラムの両方が利用できる1日券を購入し、シェーンブルン宮殿に向かいました。この券は使う最初に刻印すれば、全く改札をせずに乗り降りできます。

ガイドのクラウスさんに教えてもらう

地下鉄の中で

シェーンブルン宮殿駅

シェーンブルン宮殿に向かう途中、モーツァルト像の前で
   シェーンブルン宮殿は、ハプスブルク家の「夏の離宮」で、17世紀後半にレオポルド1世によって建設され、歴代君主が使用しました。1749年にロココ様式が完成され、幾何学的デザインの美しい庭園やマリア・テレジアの絵画、シャンデリア、家具等の豪華さにハプスブルク家の強大さに驚かされました。

宮殿の前庭にて


幾何学模様の庭園

前庭のクリスマスマーケットを楽しむ地元の子供達



昼食は、カワカマスと久しぶりの米のご飯とザッハトルテ
   昼食後は、美術史美術館でたくさんの絵画を見ました。美術史美術館は、ハプスブルク家の美術品を集めた博物館です。ガイドのクラウスさんに、クリムト、アルチンボルド、ベラスケス、ブリューゲル、フェルメール、ルーベンス等の絵画を説明してもらい、美術の教科書で見たことのある作品の本物をじっくり鑑賞することができました。クラウスさんの説明は、教科書には載っていない面白い逸話がいっぱいでした。

美術館の入り口の天井に描かれたクリムトの作品

マリア・テレジア時代のシェーンブルン宮殿を描いた作品

ベラスケスの作品を鑑賞

ブリューゲルのバベルの塔

ブリューゲルの雪の中の狩人

ルーベンスの妻を描いたエレーヌフールマン

光の効果を利用するフェルメールの作品

   美術史美術館でたくさんの絵画を鑑賞した後は、シュテファン大聖堂に行きました。12世紀にロマネスク様式で建て始められた教会で、14世紀にゴシック様式が加えられ完成しました。教会の中では、クリスマスのミサの合唱の練習が行われていました。

教会の前で記念撮影

ミサの練習の歌声がゴシック様式の高い天井に美しく反響していました

夜になり、幻想的になったシュテファン大聖堂

短い時間ですが、自由行動でお買い物を楽しみました

ウィーンの有名なザッハトルテを買いました

研修最後の夕食を楽しく食べました
12:07 | 投票する | 投票数(5) | コメント(0)
2020/03/19

フンファルビ高校訪問⑥

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今日は学校、ホスト、そしてブダベストとお別れの日です。
送別会では日本人生徒が思い出に残っていることや、ハンガリー生徒が日本に行って楽しみにしていることなどを話しました。
滞在中、ハンガリーの生徒は日本の生徒が楽しめるように、また、不安が無いように本当によくケアをしてくれました。

日本人生徒を代表して阿部君があいさつをしました。

お土産にキーホルダーと校章のバッジをもらいました。






涙涙のお別れです。また3月に日本で会いましょう!

午後は日本貿易振興機構JETROブダベスト事務所を訪問して、所長の奥村明子さんにハンガリーの経済、貿易についての話を聞きました。ハンガリーは経済が急速に発展しておりGDP成長率は4.9、所得も年間10%増です。しかし、近年では失業率も減り、日本と同様に労働力不足が問題となっており、セルビアやウクライナなど周辺国からの労働力に頼り始めているそうです。日系企業もハンガリーに非常に多いのですが、意外なことに日本人の管理者はほとんど使われておらず、権限をハンガリー人に与えているそうです。そうすることで賃金を抑え、また、効率化しています。
労働力不足対策として政府は若年層や育児中の女性への支援策、デジタル化の政策「デジタルワークフォースプログラム(2018年開始、30~40万人の仕事が削減できると予想)」を行っています。海外に行くといつも感じることですが、日本はデジタル化が遅れています(電子マネーの導入をはじめ、未だにFAXを使う国は珍しい)。
日本はデジタル化を導入しようとしても、長年世界の先端を走っていたため、様々なシステムが成立してしまって既存の形態を崩すことに抵抗を感じる人が多いのですが、ハンガリーやインド、中国などでは抵抗感が少なく、一気に変えることが簡単だと奥村さんは仰っていました。
経済のことだけでなく、キャリアに関してもお話しをしてくれました。
「これからの経済は正解のない答えのないものを導かなくてはいけません。そのため、海外の政策を知ることは、市場が違うため一概に導入できるものではないけれど、とても参考になります。高校でいま勉強している世界史や地理などもその土台を作るためのものです。私が高校生のとき、まさか大人になってハンガリーで働いているとは思ってなかったのと同じく、皆さんの将来も何があるかわかりません。勉強をして、色んな人と話をしていろんな考えに触れてください。」と熱いメッセージも伝えてくれました。

分かりやすく興味深い話に質問も自然とたくさん出ました。

所長の奥村さんと

そのあとはレストランで昼食を取りました。レストランにはバイオリンの演奏があり、なんと渡辺さんがピアノで『さくら』をコラボしました。(ピアノのところは暗くて写真が撮れませんでした。)

昼食後はバスに四時間揺られて、再びウィーンへ。
夜はWIENER RESIDENZオーケストラを鑑賞しました。プロの本格的な演奏に感動です。
明日は市内での文化学習です。

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